皆さんの周りで婚活している女性はいますか?婚活をする理由は様々で、女子高・女子大を卒業して就職先も既婚の中年男性ばかりの職場だったり、控えめな性格で男性との縁がこれまでなかった、なんていう方もいるでしょう。
しかしこの「婚活女」という言葉から滲み出てくる女性のイメージは彼女達ではなく、周りから見ると美人で付き合った彼氏が多くても結婚に至らなかった理由が分かるような言動をする女性達というイメージに当てはまります。ただ地味で男性との縁がなかっただけならば、恋愛相手としてなら敬遠してたけれど結婚相手なら最適と望まれる事もあります。
しかし婚活をする女性は、出会いも多かったし付き合った彼もたくさんいたけれど気がついたら自分はこんな年齢で周りは皆結婚していた、という状態で本人達はどうして自分が今この状態に置かれているのかが、はっきり分かっていない傾向にあるのではないかと思われます。
つまり付き合った彼が「結婚したらずっと一緒にいないといけないのか」とネガティブに思わせる言動をしていても、それが分からなかったからこそこんな結果になっているのだと言う事が理解できていないのです。
さて、そんな自分の事が分かっていない婚活女の特徴とはどのようなものでしょうか。周りにはいないか、または自分がそうなっていないか確認しましょう。
相手を見つけるため必死
「婚活女」として男性や周りから、マイナスイメージをもたれている最大の理由がこれかもしれません。
女性は35歳を超えて妊娠すると高齢出産となりリスクが高いので、もし結婚して子供が欲しいのなら結婚年齢のリミットが大体分かりますね。また自分の周囲が次々と結婚するのに焦り、早く相手を捕まえようというオーラを振りまいてパーティやお見合いに臨むので、外見や言動にも必死さが出てきます。
焦っていても理想に近い相手を効率的に捕まえようと、初対面の男性に職業や年収・家族構成などをどんどん聞き出そうとしますが、普通に考えれば初対面の相手にプライベートな事を聞くのはマナー違反で、それを考える余裕がないのが婚活女の特徴と言えそうです。
自意識過剰
男女平等と言われて久しいですがそれにつれて女性の社会進出が非常に多くなってきていて、周りが恋愛ばかりしていた20代を自分の仕事に費やしていたキャリアウーマンもいる事でしょう。
そのような女性は良い大学を卒業し中には留学体験があって語学も堪能、自分の下につく男性部下も多いと男性に負けない働きぶり。
そんなキャリアウーマンでも結婚してプライベートも充実している人が多いですが、中にはここまでの学歴と職歴を誇りに思い「私はあれこれできる完璧な人間」と自分を上に見て、どんな男性と会ったとしても自分とは釣り合わないと切り捨ててしまう人もいるのです。
また、それが言動にも表れて「付き合ってあげている」「話を聞いてあげてる」と上からの物言いをするのも特徴です。
夢見がち
婚活している人も結婚したら専業主婦を望む人が多いです。仕事をして家に帰ってくる主人を癒したい・愛情をたっぷりかけて子供を育てたい等々とても素敵な結婚生活を考えているようですが、本当にうまくいくでしょうか?
婚活する女性が望む相手の収入は600万円を挙げる人が多いですが、実際の20代後半の年収は367万円で30代前半では431万円、30代後半では498万円です。
子供を大学まで行かせてある程度余裕のある老後の資金をためるとなれば、平均年収では厳しいのが分かりますよね。しかし共働きをすれば20代後半でも700万円近くになり、生活に余裕が生まれます。
しかし、そのような現実的思考に至らず将来の負担を相手に丸っきり任せて、自分は雑誌に乗るような専業主婦生活を夢見ている婚活女が多いです。
結婚を自分の目的の一つと考える
今女性が男性に望む理想は「低姿勢・低依存・低リスク・低燃費」の「4低」、つまり亭主関白でなく家事を分担してくれ倒産の心配がない会社に勤め外であまりお金を使わずに家に帰ってくるような男性、が理想とされています。
バブル時代の「高収入・高学歴・高身長」の「3高」とは随分違うように見えますが、3高ならば自分が連れて歩いて自慢でき何でも欲しいものを買ってくれる男性で、4低ならば自分の家事の負担を軽減して言う事を聞いてくれて自分だけを大事にしてくれる男性と、どちらも自分のメリットでしか相手を考えていないのが分かりますよね。
結婚は、性格の違う二人が長い時間一緒に過ごす事ですからお互いの考えがぶつかり合うのだって当たり前で、時には自分の意見を曲げないといけない時だってあります。
婚活女はそこまで結婚の実態が見えてなく、自分の利益を考えた言動のみを相手に押し付ける傾向にあります。
女子力高い
初対面の人と会った時、8割が第一印象を外見で決めてしまうと言います。結婚相手を探す婚活パーティや合コンならなおさらで、中には男性に自分を印象付けるしぐさや話し方講座を開いている結婚相談所すらあります。
自分をよりよく見せようと普段からエステやネイルにこだわり、パーティ当日は服装も男性への接し方もばっちりな婚活女もたくさんいますね。
しかし参加者の男性や周りから見ると、その頑張りに対して違和感を持って受け止める人もいるのが事実です。
綺麗にデコレーションしたネイルを見ても男性は「料理が作れないんだろう」としか思わずマイナスイメージしか持たれないでしょうし、飲み会での大皿料理を取り分けたりお酒を注ぐなんて行動を、甲斐甲斐しいと思うよりも他人の意見を聞かないで勝手にやっているお節介と思う男性だって少なくありません。
婚活女は、自分は女子力高いと思い違う方向へ突っ走ります。
曖昧で受身の姿勢
婚活女は条件をあれこれ挙げすぎるほど挙げますが、反対に「私は誰でもいいです」というタイプもいます。しかし誰でも良い、という言葉がくせもの。
このタイプはなんとなく理想はあるけれどはっきり言葉に出来ないくらい曖昧なもので、曖昧がゆえに紹介された相手にもどこかしら不満を感じてしまい断ってしまう事も少なくありません。
相手と会えば「何でもいい」「どこでもいい」とお互いを知る機会を潰してしまい、相手に任せっきりにしても後になって「あれが駄目だった。センスない。つまらない人」と文句をつけて次を見つけようとします。
こんな事を続ければ会ってくれる相手も少なくなりますが、それが分からないのが婚活女の特徴でしょう。
努力しない
ここで言う努力とは、誰に対して行う努力なのかを言います。上に挙げた頑張りは努力じゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、それらは自分のレベルアップを目的としたものです。
しかしこれからの人生を一緒に生きる相手を探している時に、自分の事ばかり優先するのはいかがなものでしょうか。
独身時代は自分の好きなように過ごしていても、結婚すれば配偶者・義理の家族・自分の両親兄弟・子供・お金・健康と様々な方面からあらゆるプレッシャーをかけられます。
そうなった時に二人で話し合って上手く対処したりかわしたりするのが夫婦なのですが、人の意見を聞かず自分のやり方を貫き通したり全てヒステリックに排除してしまえば、男性はこの人と一緒にいる意味がないと考えるでしょう。
そんな態度は結婚していなくても付き合っているうちに言動の端々に現れてきますから、これまで付き合ってきた彼氏は多いけど結婚に至らなくて婚活している女性は、このタイプが多いです。
まとめ
いかがでしたか。「あるある」と思った方もいるのではないでしょうか。
私は既婚だから・恋人がいるから、と言う人でもその状態に慢心して胡坐をかけば、この婚活女と同じような状況に陥る可能性も出てきます。
一度自分の日ごろの言動を見直して、婚活女と同じようになっていないかチェックしてみましょう。